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ライトノベルの中でも特にハーレムものと呼ばれるようなジャンルのライトノベルをご紹介します。

月花の歌姫と魔技の王(HJ文庫,Kindle版・楽天kobo版有り)レビュー

評価

★★★★☆

 

紹介タグ

ファンタジー、シリアス、バトル要素有り、ヒロインが積極的、人外ヒロイン、微性的な愛、ダブルヒロイン、SF、プラトニックな愛、お嬢様系ヒロイン

 

公式内容紹介

「最後の魔女」が起こした技術革命は「魔法」の世界に「科学」という新たな秩序をもたらした。魔法と科学、双方の力を持つ少年ライルは、科学時代を推し進めようとする幼なじみの貴族令嬢マリーア、そして偶然出会った魔法時代の象徴「幻想種」の少女ルーナリアの間で揺れ動く。2人の少女、2つの時代。世界を変える力を持つ少年が選んだのは果たして!?
 

個人的レビュー

魔法使いや吸血鬼といった幻想の存在がほとんどいなくなった“科学”の時代、最後の魔女の弟子である天才主人公がなんやかんやしてると、ハーレムになりましたよというストーリー。あるいみSFのファンタジー世界ですが、舞台は中世ヨーロッパのようです。

 

「なんやかんやって曖昧だなあ」と思われるかもしれませんが、本作の中では、主人公が一貫した目的を持って主体的に動くことってほとんどないので、主人公が何をしたいかの部分がよく分からないのです。

 

まあ、作中で主人公は“何も変えたくない”とは言っていますし、科学の発展と旧来世界の維持の間で悩む主人公の姿が本作の中心と言えなくもないので、これからストーリーが進むにつれて「主人公は何をしたいのか」がはっきりしてくるのかもしれません。

 

こういった点も含めて、個人的に、本作は主人公の人間性が育つ過程を描いたストーリーだと言ってもいいかなと思います。葛藤に答えを見つけること、主人公が誰かを頼りになれることetc……といった人間としての成長が今後描かれていくことでしょう。

 

ただ、公式の内容紹介があまりにも作品の内容と違う作品は初めてでした。

 

確かに、主人公は科学技術の発展の在り方について揺さぶられはしますが、ヒロイン同士の間で「科学か魔法か」といった具合に揺さぶられはしません。むしろ冒頭の描写以外ほとんどヒロインに女性として見向きもしないので、ちょっと心配になるほど。

 

状況としてはダブルヒロインのハーレムですが、特に一巻はハーレムものっぽくありません。これから変わっていくのかもしれませんが、クーデレとツンデレのヒロイン2人だと、イチャイチャが発生しにくいことが分かりました。

 

ただ、そういった部分を差し引いても世界観の独特さが最もすてきな作品だと思います。他にないほど“中世ヨーロッパっぽい雰囲気”を醸し出しているので、最近のなんちゃってファンタジーに飽きた方にはちょうどいいかも。

 

ラノベでは珍しい雰囲気なので、ラノベ的ではない本来のファンタジーやSFが好きな方には特におすすめの作品です。

 

Kindle

月花の歌姫と魔技の王 HJ文庫

 

楽天kobo

月花の歌姫と魔技の王-【電子書籍】

 

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