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高1ですが異世界で城主はじめました(HJ文庫,Kindle・楽天kobo版有り)レビュー

評価

★☆☆☆☆

 

紹介タグ

3人以上のヒロイン、微性的な愛、ファンタジー、学園もの、ヒロインが積極的、人外ヒロイン

 

公式内容紹介

古びた地図がきっかけで異世界に召喚されてしまった高校1年生の清川ヒロトは、土地の傲慢な城主から、城を脅かす吸血鬼の退治を押し付けられてしまう。偶然なかよくなったミイラ族の少女にも助けられて、うまいこと吸血鬼を捕らえたヒロトだが、こんどは城主から濡れ衣を着せられてしまい……? 度胸と度量で城主を目指す、異世界召喚ファンタジー!

 

個人的レビュー

現実世界で不思議な書物を見つけてしまったことで、異世界へと飛ばされる異世界転移もの。飛ばされた先の異世界で主人公が様々な問題を解決していくことでヒロインに好かれ、城主に成り上がるハーレムファンタジーストーリーです。

 

作品の批評はしてもあまり非難はしないようにしているのですが、個人的な感想を一言で言うと、読むのが苦痛だった作品は初めてでした。まず、地の文に関しては、誰の思考を書いているのかが全く分かりません。唐突に視点が変わったり状況描写が混ざったりするので、いったん誰が考えているのかを整理する時間が必要で、ものすごく読みづらいです。

 

視点切り替えのことは私の能力不足かもしれないので置いておいても、単純に文章としても読みづらいです。「~だった。~をした。~が起きた。~があった。」という短文がたった2行の中に4回も出てくる場面が何度もあります。

 

ラノベに文章力はあまり求めていませんが、もうちょっとどうにかならないかと感じました。ここまで来ると作者さんというより編集部の方に問題があるようにすら思えます。

 

そして、個人的に最もきつかった点は、主人公に本気で嫌悪感しか催さなかったことです。全体的に作中の描写としては「頭が良い切れ者」として主人公が描かれるのですが、ほぼ全て、思いつきでやった行動が偶然上手くいっただけで、何が切れ者なのか全く伝わりませんでした。

 

さらに、主人公はもの凄くいやらしいです。ラノベや少年漫画の主人公がスケベなのは全く問題ないですし好感を抱くところですが、主人公は女性の胸の話しかしません。初対面の男性には優しく振る舞うシーンがほとんどなく、むしろシニカルな発言をしていたのに、女性と見るや否や人が変わったかのように優しく振る舞います。フェミニストと言えば聞こえはいいですが、高1なのにただのスケベ親父にしか見えませんでした。

 

唯一良かった点と言えば、ヒロインが可愛らしかった点です。Amazonのレビューを見ると、作者はエロゲ―の有名なライターさんらしいですが、なるほど確かにヒロインは魅力的です。ただ、そんなこととは無関係に他の要素があいませんでした。

 

細かいあら捜しをすれば話が尽きることはありません。ミイラ族という普段から全身を包帯を巻いている種族が出てくるのですが、その包帯を巻いている理由が「服を買うお金が無いから」。服を着ているかどうかが種族の境目なのか、全身分の包帯より高い服とは一体どんなものなのか、なぜ顔まで包帯で隠す必要があるのか、そもそも服の代わりがなぜ包帯なのかetc……細かいところを気にしていたら先を読むことが出来ませんでした。

 

私にとっては全く合わない作品でしたが、エロゲライターとしての作者のファンからは評価が高いようです。私が合わなかったからといって他の方にも合わないとは限らないので、もしも気になる方は一読してみるのもいいかもしれません。

 

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